「教育テック総合研究所」が発足しました

大阪キリスト教学院・大阪キリスト教短期大学 (所在地：大阪市阿倍野区、理事長：根岸正州、学長：山本淳子、以下「OCCグループ」)は、4月1日より、「教育テック総合研究所」を新設しました。
OCCグループは、1905年の創立以来、幼児教育・保育に携わり、多くの教育課題に向き合ってきました。教育テック総合研究所の設立を契機に、これまでの２万人以上の教育者養成実績や、幼稚園・保育園運営で培った経験を、テクノロジーと結びつけることで、教育現場に集積する暗黙知をサイエンス（形式知）へと押し上げ、個別最適化された教育機会の創出と産業課題である働き方改革の実現を目指します。さらにテクノロジーを最大限に活用することで生徒一人ひとりに向き合う新しい幼児教育・保育の形を作り上げることを目指します。同じく2023年４月から、短大としては日本で初めてとなる「教育テックコース」を大阪キリスト教短期大学幼児教育学科に開設、幼児教育におけるテクノロジー活用ができる人材育成も始まっています。

■教育テック総合研究所　主要メンバー

所　　　長：根岸　正州（大阪キリスト教学院理事長）
副　所　長：合田　隆史（尚絅学院大学名誉教授、関西国際大学客員教授）
副　所　長：山田　礼子（同志社大学教授）
副　所　長：妹尾　昌俊（教育研究家/一般社団法人ライフ＆ワーク代表理事）
副　所　長：奥田　健次（西軽井沢学園理事長）
副　所　長：河崎　雷太（大阪キリスト教短期大学教授）
上級研究員：山本　淳子（大阪キリスト教短期大学教授）
上級研究員：安家　周一（梅花女子大学 教授）
上級研究員：林　　正幸（大阪キリスト教短期大学 特任教授、福島県立医科大学 名誉教授）
上級研究員：鈴木　健介（大阪キリスト教短期大学 特任教授）
上級研究員：織田　竜輔（大阪キリスト教短期大学 特任教授）
上級研究員：原山　青士（大阪キリスト教短期大学 特任准教授）
上級研究員：横山　悠香（大阪キリスト教短期大学 講師）
上級研究員：最上　紘太（一般社団法人 スポーツを止めるな共同代表、慶應義塾大学大学院慶應メディアデザイン研究科研究員）
上級研究員：蓮村　俊彰（一般社団法人金融革新同友会FINOVATORS 共同発起人・事務局長/FINOLABメンター）
上級研究員：久保田修介（山形大学客員研究員）
上級研究員：本田　宏文（大阪キリスト教短期大学 客員教授）
上級研究員：大和田　茂（株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所）※予定

■OCCグループの教育テックが目指すこと

① 【個別最適化】個別学習カルテで個性を活かす教育の実現
個人の教育進度に応じたカリキュラムを提供し、個別学習カルテやダッシュボードで管理、ギフテッドや学習障害を持つ子どもにも最適な形でフォローしていきます。また学校だけではなく、家庭や地域社会とも連携し、子どもの個性を伸長する教育、学びの機会を創出します。

② 【働き方改革】DXとワークシェアリングで教員の存在価値を最大化
一般教科は講義プログラムを作成しセンターから配信（サテライン）、体育、美術、書道等の実技教科はプロ・元プロによる指導を導入、事務雑務は最新ＤＸで極限まで削減し、そこで生み出された時間を使い、教員は生徒一人ひとりと向き合いメンター/コーチとして生徒に寄り添います。

■教育テック総合研究所の概要

所　長 ：根岸　正州（まさくに）
所在地 ：〒545-0042　大阪市阿倍野区丸山通1－3－61　大阪キリスト教短期大学２号館
設立年月日 ：2023年４月１日
事業内容 ・教育テックの構想と実現を担う人材育成
　　　　　　　　・連携先における講習会・セミナー・シンポジウム等の実施
　　　　　　　　・教育産業、教育企業の経営・起業支援事業
　　　　　　　　・省庁、自治体各種教育関連事業の実施
　　　　　　　　・海外地域連携事業
　　　　　　　　・独自メディアの創出と情報発信
　　　　　　　　・教育・保育データの集積及び解析および事業化
　　　　　　　　・その他必要な研究及び実践活動