万博会場でOCC提供の「ジュニアSDGsキャンプ」出前授業が始まりました
学生やこどもたちに「今できること」を問いかけるリンダ・クルーズさん
2025年大阪・関西万博の会場内「サステナドーム」で開催されているこども向けのワークショップ「ジュニアSDGsキャンプ」。このイベントに、学校法人OCCは10以上のプログラムを用意して楽しい出前授業を展開していきます。
その初回として、2025年4月24日、OCCが招いた人道支援家のリンダ・クルーズさんの出前授業「チャールズ国王も卒業生!~海外のSDGs授業を体験しよう」が開催され、こどもたちや大阪キリスト教短期大学の学生らが多数、参加しました。
リンダさんは、国際的に著名な人道支援家で、社会課題を解決する力を身につけるプログラム「RACE4 GOOD」(レース・フォー・グッド)の創設者です。プログラムには英国のチャールズ国王も参加したそうです。この日は、実際に貧困状態にあるネパールの家族とオンラインでつなぎながら、与えられた条件(定められた予算内で、一家に対し持続可能な自立策を提案する)を満たす方法をみんなで考える、参加型のプログラムが行われました。
会場は約40名が収容可能で、3回の授業が行われました。一般予約者の親子連れらとともに、大阪キリスト教短期大学の幼児教育学科生や、日本語別科生も参加しました。参加者はグループに別れ、貧困から脱出するための方策をそれぞれに考え、発表しました。「単に食料を支援するのではなく、鶏やヤギなど繁殖させられる家畜を提供するのがよいでのは?」「ヒマラヤに憧れる人を宿泊させる民泊を始める資金を提供してはどうか」など、それぞれに考えて解決策を持ち寄りました。リンダさんはすべてのアイデアに「よく出来たわ」と称賛。会場の参加者からも拍手が起こり、とてもポジティブな空間となっていました。
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今後、OCC発のジュニアSDGsキャンプ授業情報は、随時更新していく予定です。
会場となった「サステナドーム」
リーダーのもとで、アイデアを出し合う参加者たち
オンラインでネパールとつないだスクリーンで記念写真