カンボジア・王立プノンペン大学と学術交流協定を締結/同国ハン・チュンナロン副首相・教育大臣との意見交換も実施
大阪キリスト教短期大学はこのほど、カンボジアの首都プノンペンにある王立プノンペン大学(The Royal University of Phnom Penh)との間で「教育プログラム及び学生受け入れプログラムに関する協定書」を締結いたしました。両大学の連携強化や学術・文化交流の発展を目指すもので、同国トップを誇る大学である王立大の出身者が本学で日本のICTを学び、両国の架け橋になることが期待されています。
本学は2024年度から、幼児教育学科教育テックコース内に、主に留学生を対象とする「DXグローバルクラス」を開設します。今回の学術交流協定は、両大学の連携強化や学術的・文化的交流の発展を目的としたもので、具体的には、王立プノンペン大から本学のDXグローバルクラスや日本語別科に留学する学生・卒業生に入学金減免などの優遇を用意します。既に本学では王立プノンペン大を卒業した3名の学生を特待生として本学教育テックコースに迎えており、今後も継続的に留学生を迎える予定です。一方王立プノンペン大には本学との共同研究室が設けられる予定です。
本学はこの11月、プノンペン市内に無償の保育園「Nursery School by Osaka Christian College」を開設するなど、同国との結びつきを強めています。同月には、大阪キリスト教学院の根岸正州(まさくに)理事長がハン・チュンナロン副首相・教育青少年スポーツ大臣を表敬訪問し、保育園開設や学術交流を報告して意見交換を実施。カンボジアでの人材育成に関し感謝を表明されています。
王立プノンペン大学で実施された学術交流協定書の調印式。右は王立プノンペン大のチェット・チーリー学長
王立プノンペン大学で実施された学術交流調印書の調印式
カンボジアのハン・チュンナロン副首相・教育青少年スポーツ大臣と意見交換する根岸正州・大阪キリスト教学院理事長