10月19日竹中俊さんによる「ネパールで孤児院運営物語～世界の貧困問題～」と題しゲストチャペルが開かれました

竹中俊さん講演「ネパールで孤児院運営物語～世界の貧困問題～」

10月19日のチャペルでは、大阪出身の社会活動家でインフルエンサーの竹中俊さんが「ネパールで孤児院運営物語～世界の貧困問題～」と題して講演してくださいました。

本学の学生と同じような年齢の時、日本一周の旅（何と、サッカーボールのドリブルをしながら！）をしたり、その後友人の誘いでネパールを訪問し、その場で見たこと、体験したことをきっかけに、ネパールでの活動は始まります。
家庭の貧困や、社会の問題のために家庭を追われ、路上生活をし、劣悪な環境での生活を強いられている子どもたちのために、自分に何ができるか…。途方もなく大きな問題でしたが、竹中さんは自分にできることから始めることにしました。最初はわずかな人数から小さな規模の施設（孤児院）を始め、日本各地で講演し、賛同してくださる方々の支援やクラウドファンディングなどを通して施設の規模を拡大していきました。様々な困難を経験しながら、現在は36名の子どもたちを受け入れ、安心して生活できる場所、毎日の食事、心と体のケアなどを提供して、子どもたちの人生が喜びと希望にあふれることを願いながら活動を継続しています。

インスタグラムのフォロワーが97,000人（10月19日現在）のインフルエンサーとして、ほぼ毎日日本の各地で講演活動を続けながら、支援を募るだけではなく、まずは自分にできることから始めることの大切さを語っておられます。

講演後、チャプレンの岩橋先生が、主イエスの言われた「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ」ということばを語り、「人の痛みを自分のことのように思う」ということの大切さ、大きな問題の前にしり込みし、立ちすくむことがあるかもしれないけれど、まず自分の足元から何かを変えることの大切さを語りました。

世界が変わるというのは、まず自分の足元から始まるのだということを教えられました。

竹中俊さんのインスタグラムはこちら
▶https://www.instagram.com/takenakashun/（＠takenakashun）