麻しん(はしか)に注意して下さい
麻しん(はしか)に注意して下さい
2018年4月26日
安全衛生委員会
TVなどで報道されている通り、国内(特に沖縄)で麻しん(はしか)が感染拡大しています。今後、ゴールデンウィークなどの人の移動により、感染が拡大する可能性がありますので、注意下さい。
麻しん(はしか)の予防には、予防接種が有効です。麻しん(はしか)の予防接種を2度受けていない人は感染する可能性が高くなりますので、最寄の医療機関で予防接種を受けることをお勧めいたします。
多くの大学生は定期接種で2回の麻しんワクチン接種(1歳時と中学1年時)をすませ、免疫を有していると考えられますが、もし未実施であれば、麻しん(はしか)に対する免疫が不十分ですので、医療機関でワクチン接種を受けて下さい。免疫がない方が感染するとほぼ100%発症します。免疫の有無は血液検査(抗体検査)で確認できます。本学の健康診断時に実施しています抗体検査結果でワクチン接種をすすめられた学生は,接種して下さい。
麻しん(はしか)は非常に感染力が強く罹患すると重症化する事が少なくありません。以下の症状が出た場合は、麻しん(はしか)の疑いがありますので、通学せず、近隣の医療機関に事前に電話をしてその指示に従い受診して下さい。
・10~12日の潜伏期ののち、発熱で発症します。
・発熱期は咳、鼻水、結膜炎症状が強く、38℃以上の発熱が数日続きます。
・その後、いったん解熱傾向を示しますが、すぐに耳後部付近から発疹が現れるとともに、 39℃以上の発熱が数日続きます。
・口の中に白い斑点ができます。
・手足、胸、腹部に赤い発疹ができます。
麻しん(はしか)と診断された場合は、速やかに大学に電話連絡して下さい。
代表 06-6652-2091 (保健室)
NIID国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.html
麻しんについて(厚生労働省)