幼児教育ヨーロッパ研修ツアーレポート(2日目)
朝食もしっかり食べたので、これから幼稚園訪問・視察です。
3つのグループに分かれてそれぞれ違う園を訪問します。
今日は『レジオ幼稚園』からレポート!
園児たちがお歌と踊りで歓迎してくださいました。きりたん生はお礼に『おおきなくりの木の下で』を一緒にしました。
- 言葉は通じなくても、きりたん生はすぐにお友達になれたようです。
- 遊び方を教えてもらったり
- 一緒に園庭を走り回ったり
- フェイスペイントのこどもたちに『手作り帽子』をもらったり
- せっかく仲良くなれたのに、もうお別れの時間です。
- だけど、こどもはまだまだ遊びたりないようです。
記念にこんな素敵なプレゼントをもらっちゃいましたー
遊んだあとは、給食もいただきました。
デザートは本場の『HARIBO』(笑)
ドイツの保育ついて、興味を持ったことについて質問しました
Q.年齢が異なるこどもたちが同じクラスになっているのがいくつもありました。園の取り組みなのでしょうか。それともドイツの法律でそうなっているのでしょうか?
A.ドイツでは、就園は決まった時期ではなく随時受け付けています。だから小学校も必ずしも6歳からではない場合もあるのです。そのため、年齢だけでクラス分けはしていません。様々な問題ももちろん生じるが、「小さい子どもを大きな子が面倒を見る。また、大きな子も小さな子から学ぶものがある」という有用なコンセプトを持っているからです。しかしながら、州によって法律が異なることもあったり、各園の方針もあるのでドイツの幼稚園がすべてそうであるとは一概には言えません。
Q.子どもたちの歌のプレゼントの際、教室を見渡してもピアノが見当たらなく、先生がリードされていた楽器はギターでしたね。日本ではピアノを習得しますが、ドイツでは免許取得にはギターが必修ですか?
A.ドイツでは、ギター、そしてフルートが主流です。(えw-フルート?!←学生一同驚愕)なぜならば、公園や移動を伴う際も使うことができるからです。ただし、園によってはフルートでは口が塞がって、こどもと一緒に歌が歌えないという理由で使用を避けるところもあります。
さあ、ゴータの街を見てみようっ! 街中のちょっとした広場もぜーーんぶ石畳っ
石畳と整然とした町並み
ゴータ市役所を表敬訪問。
副市長さんから歓迎のご挨拶をいただきました。昨年、本学への訪問の際にいらした顔もチラホラ
市役所前で集合写真。実はこれ、もともとデパートだった建物だそうです。
市街の建物の特徴を説明してもらっています。
住所は番地ではなくて、壁にそれぞれの建物ごとに違ったレリーフが。
ゴータの街が一望できる高台にきました。きれいな景色に感激っ!
みんなの不安を吹き飛ばすような快晴です。
ハウス○ンボスで見たことある?いえいえ、これは本物ですよー。
ゴータ随一の観光地、フリーデンシュタイン城。
柱の形状や本数、門の上にある飾り。それら一つ一つにちゃんと意味があり、異国情緒に溢れています。
城の敷地内には見事なシンメトリーの公爵家博物館があります。
ゴータからの帰りのバスの車内。学生たちの声が聞こえます。
『子どもたちともっとたくさん話したい!!』
『少しでも気持ちが伝わるようにドイツ語レッスン!!』
『おはよう!私は○○。あなたは?一緒に遊ぼう!』などなど。
エアフルトに戻ってきました。
この街で一番大きなエアフルト大聖堂。
並ぶ姿はOCC(笑)
ゴシック様式の見事な祭壇や天井飾り
掛けられた一枚の絵画。
学生はそこに作者の意図やその背景にしばし足を留める。
ヘリオスクリニックを訪問・視察。
先生から婦人科や産婦人科について説明をしていただく。
さっきまでとは違って学生はみな真剣なまなざし。
分娩室では、広さに驚き。
希望があれば夫婦だけではなく、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に。何よりも安心できる環境で出産を応援するそうです。
赤ちゃんポスト。
近年の利用頻度は、1年に1件あるかどうか。赤ちゃんポストの外扉が開けられると、すぐに駆けつけられるシステムになっているそうです。
おまけ。
ホテルに帰る道すがら、こんなところに寄りました。
何に見えますか?ただの町?
いえいえ、実はこれ『クレーマー橋』っていうれっきとした橋なんです。
橋の上に町がある不思議な景色です。
明日も幼稚園視察と博物館の見学です。