私たちOCCグループは、100年を超える歴史を通じて、たくさんのこどもと向き合ってきました。毎日のように、目を輝かせて夢中に遊ぶ、こどもの姿を見て、毎日のように、一歩一歩成長する、こどもの姿を見て、その無限の可能性に驚き、胸を熱くしてきました。そして毎日のように、「本当にいい教育って、なんだろう?」と考えてきましたが、実はまだ、その答えを出せずにいます。
総務省の労働力調査(令和5年)では、2022年の「教育・学習支援業 就業者」の数は、日本人口の、たったの3%です。 (349万人 ※日本人口の約3%)
教育関係の仕事をしている人って、案外少ないのかもしれない。なぜだろう。親になれば、毎日こどもの教育のことばかり考えているのに。
教育は一部の人だけのもの、だろうか。いや、違う。もっとみんなのものであるべきだ。すべての人に関係する学問だ。多くの人が論じ、広く語り合う場所が足りない。より良い教育について、情報発信するプラットフォーム圧倒的に足りない。
教育の現場って、同じことは、二度は起きない、毎日が新しい事柄の連続だ。でも、だからといって、データやエビデンスを蓄積しなくていいのだろうか。経験則や暗黙知のもうひとつ先の科学や形式知にすることで、これからの教育はもっと良くなっていくんじゃないのだろうか。
教育を、ぐーんと、前に。教育テック総合研究所
2024年9月更新
大阪キリスト教短期大学附属の研究機関であるOCC 教育テック総合研究所は、これまでの2万人以上の教育者養成実績や幼稚園・保育園運営で培った経験を、テクノロジーと結びつけることで、教育現場に集積する暗黙知を形式知へと押し上げ、個別最適な学びの創出と産業課題である働き方改革の実現を目指しています。さらにテクノロジーを最大限に活用することで、生徒一人ひとりに向き合う新しい教育の形を作り上げていきたいと考えています。