大阪キリスト教短期大学 子どもを愛する保育者を育てる

大阪キリスト教学院 大阪キリスト教短期大学 幼児教育学科

〈報告〉幼児教育ヨーロッパ研修ツアー(4日目)

研修ツアー4日目。

3日間お世話になったエアフルトに別れを告げて、午前中はゴータ市内の幼稚園訪問。先日の3グループが入れ替わってそれぞれ別の幼稚園にお邪魔します。

今日はレッジオ・エミリア教育を取り入れている幼稚園を紹介します。

まずはフルーツとドリンクがふるまわれ、続いて子どもたちによる歌と劇の歓迎を受けました。
対して学生は手遊びで返礼。『グゥーチョキパーでなに作ろ~♪なに作ろ~♪』。ポーズの説明をドイツ語少しでもできるように、あらかじめ通訳さんから習っておきました。

こうして少し打ち解けたところで、お箸の持ち方を教えたり、新聞紙で兜の作ったり、折り紙で鶴や風船などを折って遊びました。子どもたちはとても人懐っこくお互いに楽しい時間が持てました。
給食はこのあたりでは一般的に食べられてる『ヌードルスープ』をいただきました。

昼食後には、レッジョ教育をこの園に導入された元園長より説明がありました。教室には鏡が置いてあること、フルフラットな床ではなくあえて段差がつけてあること、そして壁には通信文があること。レッジョ教育に照らし合わせて、それぞれの意味を教えていただきました。
説明の間、学生の目はまさに真剣そのもの。一言も聞き漏らすかと言わんばかりに耳を傾けながらメモにペンを走らせていました。追加料金がかかっても惜しくないくらい高度な保育理論を学べたことに誰もが感謝してました。

園訪問を終えた一行は、バスでアイゼナハ市に移動。

世界遺産『ヴァルトブルク城』の見学です。旧市街を見下ろすように切り立った山の上にそびえる11世紀ころの古城。ここにはバスではふもとまでしかいけません。駐車場から坂と階段を徒歩で登ります。
これがなかなか大変…息があがります。保育者には体力も必要と身をもって実感。日ごろの体育の授業の重要さを、はるか遠くのドイツのお城で痛感した学生もチラホラ。
でも、中には走って登り始めるような猛者もいました。どうかその元気、先生たちにも分けてください。

そうして苦労してたどり着いた城の内部は、素晴らしい以外にうまく形容できません。ロマネスク様式の滑らかな曲線美。壁に掲げられたモザイク画。中でも部屋一面にモザイク画が施された『エリザベートの間』は必見でした。そんな荘厳なホールやチャペルの美しさに学生たちから思わず感嘆の声が漏れていました。

アイゼナハにはもうひとつ見どころがあります。

それは『バッハの家』です。
そうです!あのヨハン・セバスチャン・バッハです!ヘアカーラー巻っぱヘアのあのバッハ大先生です。もうそれだけで感動です!
ここにはバッハが実際に暮らした当時の建物が保存されています。さらに、近代的な建物が隣接され、そこは博物館になっています。

<以下、現地引率教員の原文まま>

博物館では、バッハの曲を当時の楽器で奏でるミニコンサートを聴くことができました。17世紀〜18世紀の生楽器です。

もしかしたらバッハも演奏したかも知れないパイプオルガンがありました。そのパイプオルガンは演奏者以外に空気を足踏みのフイゴで送り込む役割が必要でした。重要な(?)役割を希望した学生が担う事になりました。羨ましい…

チェンバロはピアノのような形ですが弦をハンマーで叩くピアノと異なり、鳥の羽の軸で作られたピックによってギターのようにはじき奏でる説明を聞き、あの何ともいえないカリカリした音の原理を目と耳で知る事ができました。

演奏と楽器解説の後は、さまざまな展示物を堪能しお土産も忘れず購入。バロック音楽に心踊らされる時間を過ごしました。

<以上、広報の編集なし>

(広報)先生、個人の感想が強く出てしまってません?(笑)

古城とバッハのアイゼナハに後ろ髪をひかれながら、バスは今夜の宿泊地のフランクフルトへ向け、アウトバーンを西へ。
走ること3時間。近代的なビルディングが立ち並ぶ大都会・フランクフルトに戻ってまいりました。

ホテルは街の中心にあるため、立地やアクセスは便利そうです。でも今日はホテルでビュッフェの夕食が待ってます...

がしかし、ここでアクシデント発生!!

ホテルのミスでオーダーしていたビュッフェが準備されてなかったのでした。ガックリ...

仕方なくホテルが急遽用意できたコース料理をいただくことに。メインディッシュはグリルしたお肉にザワークラウトとポテトの付け合わせ。中には『ブッフェより良かった♪』と喜ぶ学生も。

ホテルはお詫びに、おまけに無料でワンドリンクをサービスしてくれました。おまけ・無料・サービス、関西人の好きな言葉ベスト3で学生たちも大盛り上がり。アクシデントでも楽しめるそんな幸せなディナータイムとなりました。

想定外のドイツ料理に満足し、明日の最後の園訪問に向けて体力を蓄えるのでした。